栄養管理室
概要
「栄養管理は治療の一部」という考えにもとづき、医師や看護師など医療スタッフと連携をとりながら、食事を介して患者様の治療のお役に立つよう努めています。また食事には人を喜ばせたり、心を和ませたりする大きな力があります。患者様一人一人の年齢や病態に合わせ、栄養バランスはもちろん、四季折々の旬の材料や行事食を取り入れた食事を心がけています。
食事配膳
温冷配膳車を使用し、温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たく、適温調理を提供しています。
食事時間
朝食:午前8時 昼食:午後12時 夕食:午後6時
快適な環境で食事を召し上がって頂けるように、各病棟にデイルーム(食事室)を完備しています。
嚥下食
摂食・嚥下障害のある患者様には、嚥下障害の段階に応じた嚥下食を提供しています。嚥下開始食からソフト食までの5段階となっており、飲み込みやすく目で見ても楽しめるように工夫しています。詳しくは食形態分類表をご覧ください。
行事食
少しでも季節感を味わい、潤いをもっていただけるように行事食を取り入れ手作りカードを添えています。
(お正月・ひな祭り・こどもの日・七夕・土用の丑・十五夜・冬至・クリスマス・大晦日)
栄養相談
入院・外来患者様に適切な栄養管理をしていただくために、ライフスタイルに合わせた栄養相談を行っています。糖尿病や腎臓病などの疾患によって必要となる食事療法から、嚥下機能の低下(噛めない、飲み込みにくいなど)に応じた調理形態や、食欲不振による低栄養のお悩みなどもお気軽にご相談ください。
食事は調理をするかたの協力も大切になりますので、栄養相談を受ける際には、調理を担当される方と一緒にお越しください。

※栄養指導は、1人20分~40分程度を予定しております。
※入院・外来とも予約制になりますので主治医にご相談ください。